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よくある質問
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FAQ(よくある質問と回答)
Q1
産業用ヘルメットの耐用年数は?
Q2
産業用ヘルメットの耐用年数は、製造年月又は使用年月のいずれですか。法的に規定しているのですか?
Q3
産業用ヘルメットの耐用年数の根拠は?
Q4
産業用ヘルメットのあごひも、着装体の交換を1年とした根拠を教えてほしいです。
Q5
乗車用ヘルメットに通信機を取付けた場合に問題はありますか?
Q6
熱中対策で産業用ヘルメットの帽体内部にファンを設置したいのですが…。
Q7
熱中対策で産業用ヘルメットの帽子にドライアイスを入れることは可能ですか?
Q8
産業用ヘルメットの事故に対する補償はどうなっているのでしょうか?
Q9
電気用ヘルメットの自主点検の方法とはどのようなものですか?
Q10
産業用ヘルメットを使用する際に、他に注意事項はありますか?
Q11
産業用ヘルメットを防災用として使用する際に、注意事項はありますか?
Q12
自転車用ヘルメットのサイズの選び方はありますか?
Q13
自転車用ヘルメットの買い替えの目安の年数はどのくらいですか?
Q14
ヘルメット装着中、事故にあって頭を打ってしまったが、ヘルメットに大きな外傷がない場合は使い続けても良いですか?
Q15
子ども用と記載がある自転車用ヘルメットを大人がかぶっても良いですか?
Q16
自転車用ヘルメットの安全規格にはどのようなものがありますか?
Q
1
産業用ヘルメットの耐用年数は?
A
材質や使用状況で異なりますが、(一社)日本ヘルメット工業会では、PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内に交換をしていただくようお願いしています。
Q
2
産業用ヘルメットの耐用年数は、製造年月又は使用年月のいずれですか。
法的に規定しているのですか?
A
法的な規定はありません。そのため(一社)日本ヘルメット工業会では使用年月からの保護帽交換目安をお願いしています。また、各メーカーより「保護帽取扱いマニュアル」を配布し、使用する前の事前点検(チェックポイント等)の実施をお願いしています。
(*最近の「警告・注意」ラベルに使用年月が記入できるようになっています。)
Q
3
産業用ヘルメットの耐用年数の根拠は?
A
(一社)日本ヘルメット工業会でまとめている産業用ヘルメット(保護帽)の交換時期、耐用年数は、各社の屋外ばく露試験等の結果をふまえて耐用年数を定めました。ただし、法的な規制ではなくあくまでも目安です。理由としては、個々の使用頻度、取扱い状況、保管等が違うためはっきりとした耐用年数を定めることができません。ヘルメット工業会が発行しています「保護帽取扱いマニュアル」に使用前の点検実施項目が記されていますので一つでも該当する場合は、耐用年数を迎える前に交換するようにお願いします。
(保護帽の取扱いマニュアルはメーカーに問い合わせてください)
Q
4
産業用ヘルメットのあごひも、着装体の交換を1年とした根拠を教えてほしいです。
A
あごひも、着装体(ハンモック、汗止め)等は合成繊維製がほとんどで、使用することにより縫目がほどけたり、やぶれたり、また材料が劣化します。
また、頭髪油、汗、汚れ等が落ちにくく匂い等で衛生上芳しくありません。このような使用状況を踏まえて1年以内の交換を推奨しています。(詳細は「保護帽の取扱マニュアル」をご参照ください。)
Q
5
乗車用ヘルメットに通信機を取付けた場合に問題はありますか?
A
走行中に警笛、救急車両の通行等に影響があります。また、注意が緩慢になり事故を引き起こす原因ともなりかねません。
Q
6
熱中対策で産業用ヘルメットの帽体内部にファンを設置したいのですが…。
A
勝手にその行為を行うことはできません。メーカーと相談して下さい。
Q
7
熱中対策で産業用ヘルメットの帽子にドライアイスを入れることは可能ですか?
A
産業用ヘルメット(保護帽)内部に堅い固形物を挿入することは安全性に問題があります。また、ドライアイスが皮膚に接触すると凍傷を負うことがあります。装着方法についてはメーカーと相談してください。
Q
8
産業用ヘルメットの事故に対する補償はどうなっているのでしょうか?
A
産業用ヘルメット(保護帽)の場合は、乗車用ヘルメット、自転車用ヘルメットのような補償制度(SG制度)はありません。
Q
9
電気用ヘルメットの自主点検の方法とはどのようなものですか?
A
絶縁用として使用されるヘルメットは、労働安全衛生規則で6ヶ月毎に自主点検をするように規定されています。 耐電圧試験は、着装体を取り外して帽体のみで行います。試験電圧は、水中で10,000Vの電圧を加え、1分間耐えることができるか確認します。(試験方法については、JIS T 8131産業用安全帽、JIS T8010 絶縁 保護具・防具類を参照してください。) 尚、試験結果のデーターは、3年間保管してください。
Q
10
産業用ヘルメットを使用する際に、他に注意事項はありますか?
A
保護帽の取扱いマニュアルには、使用上の注意のほか、使用前の点検や着用方法などの解説があります。
事業主および安全管理者の皆様
Q
11
産業用ヘルメットを防災用として使用する際に、注意事項はありますか?
A
使用上の注意のほか、使用前の点検や着用方法などの解説があります。
産業用ヘルメットを防災用として使用する際の取扱いマニュアル.pdf
Q
12
自転車用ヘルメットのサイズの選び方はありますか?
A
頭に合ったサイズのヘルメットをお選びください。大きすぎるヘルメットでは、走行中にぐらついてしまう危険性や転倒のはずみでヘルメットが脱落するおそれがあります。また、小さすぎるヘルメットでも痛みや不快感が生じるおそれがあります。
Q
13
自転車用ヘルメットの買い替えの目安の年数はどのくらいですか?
A
ヘルメットの耐久性を考慮し、(一社)日本ヘルメット工業会では外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内に新しいヘルメットへの交換を推奨しております。
Q
14
ヘルメット装着中、事故にあって頭を打ってしまったが、ヘルメットに大きな外傷がない場合は使い続けても良いですか?
A
一度でも大きな衝撃が加わったヘルメットは絶対に使用しないでください。外見に損傷がなくとも内部が損傷している可能性が高く、打ちつけてしまった部分と同じ箇所に再度衝撃が加わると衝撃を吸収できないおそれがあります。
Q
15
子ども用と記載がある自転車用ヘルメットを大人がかぶっても良いですか?
A
サイズが合っている場合は、子ども用の自転車用ヘルメットを大人の方がかぶっていただいても問題はありません。
Q
16
自転車用ヘルメットの安全規格にはどのようなものがありますか?
A
日本では主に「製品安全協会」が定めたSGマークが採用されています。SGマークが貼られている自転車用ヘルメットは衝撃吸収性、あごひも強度、ロールオフ(脱げにくさ)などSG基準に製品が適合していると認証されたことを示しており、「安全と安心の目印」です。この他にも日本自転車競技連盟(JCF)が定めているJCFマークや、海外の安全基準に適合していることを示すマークが貼られている自転車用ヘルメットも流通しています。