代替テキスト

産業、交通、スポーツ・レジャー…
社会のさまざまなシーンで
働く人の、愛する人の、安全を守ってきました
2023 年、ヘルメットリサイクル
「広域認定制度」開始
そして、未来へできることにも。
私たちは日本ヘルメット工業会です

働くひと、
愛するひと
の未来を想う。

日本ヘルメット工業会は、安全帽の製造業者団体として昭和39年に設立されました。
産業用、乗車用、自転車用をはじめとして、広くスポーツ、レジャーにかかわるあらゆる種類のヘルメットに関する技術的検討、各種の委員会への参加を通じて品質、性能の向上、並びにヘルメットの普及、発展に寄与することを目標としています。
また、リサイクル事業として、循環型社会形成基本法の趣旨に沿って、ヘルメットの産業廃棄物の排出を抑制し、熱エネルギー資源への転換利用及び残渣による建設材料への利用等をすることによって業界の社会的責任を果たすことに努力しています。

概要 日本ヘルメット工業会について

日本ヘルメット工業会は昭和32年にヘルメットの製造業者有志6社の連絡会を経て、昭和39年に設立(当時の名称・日本安全帽工業会)されました。 設立以来48年を通過し、参加会員も国内製造業社、輸入業社を含め27社の加入をいただき、我国唯一のヘルメットに関する工業会として発展してきました。
この間に、日本の経済ならびに社会情勢は、めざましい発展と変革を遂げており、当工業会もこのような時代の変化に適応し、日本を代表する工業会団体としてまいりました。平成8年に、工業会会則を全面的に見直し、改正を行い、更に多くの関係者、輸入業社の方々にも参加を呼び掛けています。
日本ヘルメット工業会は、従前の事業分野(産業用、乗車用、自動車用ヘルメット)にとらわれることなく、スポーツ用、レジャー用等のあらゆる分野のヘルメットに事業を拡大し統合した頭の保護具全般について充実した活動を展開してゆきたいと考えております。
当工業会は、ヘルメットの業者団体として関係官庁、関係機関に対する窓口となっており、ヘルメットに関する各種次の情報、国内及び諸外国の規格の制定、改正についての情報をいち早く入手する立場にあります。
また、国が制定した「循環型社会形成基本法」の趣旨に沿い、平成15年にヘルメットのリサイクルセンターを立ち上げ、令和4年に、環境大臣より廃棄物の処理及び清掃に関する法律の認定を受け、産業廃棄物「広域認定」を取得しました。

主な活動

( 一社 ) 日本ヘルメット工業会はヘルメットに関する業者団体として、各種の規格 (JIS 規格、ISO 規格、厚生労働省「保護帽の規格」、消費生活用製品安全法の技術基準、製品安全協会の製品基準 ) 等の制定、改正等の委員会に参加して、原案の作成、審議などで関係官庁、関係機 関に協力しています。

ヘルメットに関する各種の技術委員会、研究会を開催して、ヘルメットの品質向上や試験・検査方法の研究及び調査を行っています。

労働安全衛生法、道路交通法、消費生活用製品安全法、PL 法等のヘルメットに関する法律について研究会及び関係機関に協力を行っています。

経済産業省、厚生労働省、警察庁、労働基準局等の関係官庁と密接に連絡を取り情報の入手、諮問に対する答申、業界からの要望等を行っています。

外国規格の研究、ヘルメットに関する技術資料の入手及び研究等を行い、ヘルメットの品質向上を行っています。

品質表示、警告・注意表示、また、パンフレット、マニュアル等を検討し、工業会の統一した意見、見解の検討を行い、統一表示の推進を行っています。

ヘルメットの年間販売数量・販売金額の集計及び統計資料、マーケット情報等の市場に関する情報の入手、分析及び検討等を行っています。

三原山噴火災害 ( 昭和 61 年 )、雲仙普賢岳大火砕流災害 ( 平成 3 年 )、阪神淡路大震災 ( 平成 7 年 )、東日本大震災 ( 平成 23 年 ) 等の災害時に災害救援物資として、ヘルメット等の救援寄付行為を実施しています。

使用済みヘルメットのリサイクルを行い、循環型社会形成基本法の趣旨に沿って、ヘルメットの産業廃棄物の排出を抑制し、熱エネルギー資源への転換利用及び残渣による建設材料への利用等をすることによって業界の社会的責任を果たすことに努力しています。

JHMA( 一社 ) 日本ヘルメット工業会は以上のような活動を通じて、これらの情報を委員会、部会において検討、審議し、行政あるいは関係機関に上申したり、要望を行っています。また、規格委員等に当工業会委員が参加し、生産者・事業者としての意見を行政あるいは規格に反映しています。

会員一覧

社名 URL 産業用 乗車用 自転車用
株式会社アライヘルメット https://www.arai.co.jp/
株式会社アルテリア https://alteria.co.jp/
株式会社イエロー https://www.yellow-inc.com/
イズミ産業株式会社 -
株式会社石野商会 https://www.fs-japan.com/
株式会社オージーケーカブト https://www.ogkkabuto.co.jp/
加賀産業株式会社 https://www.kagasangyo.co.jp/
北川工業株式会社 -
有限会社真田嘉商店 https://sanada-yoshi.co.jp/
株式会社シモン https://www.simon.co.jp/
進和化学工業株式会社 https://shinwakagaku.co.jp/
株式会社 SHOEI https://www.shoei.com/
スターライト工業株式会社 https://starlite.co.jp/
住ベテクノプラスチック株式会社 https://www.sumibe-tp.co.jp
株式会社セイデン https://ls2helmets.jp/
( 株 ) 大洋プラスチックス工業所 http://taiyo-pc.co.jp/
株式会社谷沢製作所 https://www.tanizawa.co.jp/
株式会社デイトナ https://www.daytona.co.jp/
DIC プラスチック株式会社 https://www.dic-plas.co.jp/
東洋物産工業株式会社 https://www.toyo-safety.co.jp/
株式会社Border less https://brdrlss.co.jp/
マルシン工業株式会社 https://www.marushin-helmet.co.jp/
ミドリ安全株式会社 https://www.midori-anzen.co.jp/ja/
( 株 ) プラテックヤマザキ https://www.yamako-inc.com/
山本光学株式会社 https://yamamoto-kogaku.co.jp/
株式会社リード工業 https://www.www.weblead.co.jp/
株式会社ワイズギア https://www.ysgear.co.jp/

沿革

昭和 23 年
( 社 ) 日本保安用品協会設立に伴い「保安帽懇親会」設立
昭和 26 年
JIS M 7608 鉱山用保安帽の規格制定委員会に、安全帽の製造業者の代表が参加・審議する。
昭和 27 年
「鉱山用保安帽」の名称が「保安帽」と改称。
昭和 32 年
安全帽の製造業者の有志 6 社による「安全帽連絡会」が発足。
昭和 36 年
JIS B 9907 乗車用安全帽の規格制定委員会に、安全帽の製造業者の代表が参加・審議する。
昭和 39 年
日本安全帽工業会設立 (( 株 ) 谷沢製作所 本社 ( 京橋 ) 内に )。
昭和 45 年
JIS T 8134 荷役用安全帽及び JIS T 8135 電気用安全帽の規格制定に工業会の代表が参加・審議する。
昭和 45 年
乗車用安全帽 JIS B 9907 を T 8133 に規格改正委員に工業会代表が参加、審議する。
昭和 48 年
消費生活用製品安全法・特定製品の乗車用ヘルメットの製品基準制定 (( 財 ) 製品安全協会 ) 委員会に工業会代表が参加・審議する。
昭和 49 年
( 財 ) 製品安全協会の野球用ヘルメットの認定基準作成委員会に工業会代表が委員として参加・審議する。
昭和 50 年
労働省(現・厚生労働省)の「保護帽の規格」制定委員会に、工業会代表が参加・審議する。
昭和 51 年
工業会の事務所を(社)日本保安用品協会(文京区茗荷谷)に移す。
昭和 52 年
ヘルメットに関する T 8131「安全帽」、T 8134「荷役用安全帽」、T 8135「電気用安全帽」を JIS T 8131「安全帽」に統合する改正委員会に工業会代表が参加・審議する。
昭和 57 年
JIS T 8134 自転車用ヘルメットの規格制定委員会に工業会代表が参加・審議する。
昭和 58 年
( 財 ) 製品安全協会の「登山用ヘルメット」の認定基準作成委員会に工業会代表が参加・審議する。
昭和 60 年
ISO/TC94/SC1 安全帽国際会議(イタリア・ミラノ)へ、工業会代表が参加。
昭和 60 年
( 社 ) 日本保安用品協会主催の「国際保安用品会議 ISAC」へ参加し、「ヘルメットの安全性に関する」研究発表を行う。
昭和 61 年
ISO/TC94/SC1 安全帽国際会議(英国・ロンドン)へ、工業会代表が参加。
昭和 61 年
三原山噴火災害に工業会としてヘルメット寄付。
昭和 62 年
ISO/TC94/SC1 安全帽国際会議(米国・マンチェスター)へ工業会代表が参加。
平成 2 年
( 社 ) 日本交通科学協議会「ヘルメット研究委員会」に工業会代表が参加。
平成 3 年
労働省の「保護帽の規格」改正委員会に工業会代表が参加・審議。
平成 3 年
ISO/TC94/SC1 安全帽国際会議 ( スペイン・マドリード ) へ、工業会代表が参加。
平成 3 年
雲仙普賢岳大火砕流災害に対し、ヘルメット寄付。
平成 5 年
( 財 ) 日本自動車研究所に対し、ヘルメットの性能とその評価方法について、試験研究を委託する。
平成 6 年
製造物責任法(PL 法)について研究し、警告・注意ラベルの検討。
平成 7 年
阪神淡路大震災に対し、ヘルメット寄付。
平成 9 年
安全帽工業会会則改正
平成 9 年
( 財 ) 製品安全協会の自転車用ヘルメットの認定基準、基準確認方法及び検査マニュアル改正委員会へ工業会代表が参加。
平成 9 年
ナホトカ号重油流出事故の災害復旧救援のためのヘルメット寄付。
平成 13 年
ISO/TC94/SC1 国際会議(米国・フロリダ)へ、工業会代表が参加。
平成 14 年
自工会の事故分析センターと共同で事故ヘルメットの調査研究。
平成 15 年
ヘルメットリサイクルセンターの事業開始
平成 16 年
東京都の「ハートフルメットキャンペーン」に協力し、幼児用ヘルメットを寄贈(石原東京都知事より感謝状を受ける)。
平成 17 年
工業会を「権利能力なき団体」から「中間法人」として法人格取得。
平成 18 年
JIS 規格改正原案作成委員会(乗用車、自転車用ヘルメット)へ改正原案の提出、日本工業標準調査会の最終審議に参加。
平成 18 年
「おおさか交通安全フェスティバル」参加、自転車用ヘルメット展示。
平成 21 年
法人整備法の改正により(中間法人)日本安全帽工業会を(一般社団法人)日本ヘルメット工業会に名称変更する。
平成 22 年
( 財 ) 日本車両検査協会へ「EN 規格のすべり試験機」の設備、試験方法の見学。
平成 22 年
(一社)日本ヘルメット工業会創立 45 周年記念パーティを関係官庁、関係団体及び OB を招待して開催する。
平成 22 年
ISO/TC94/SC14 消防用個人装備のヘルメット(防火帽)基準の日本案を作成、(財)防炎協会に提出する。
平成 23 年
総務省消防庁の消防隊員個人装備(防火帽)のガイドライン作成に協力。
平成 23 年
ISO/TC94/SC14 WG5 レスキュー用ヘルメットの基準案の作成に協力する。
平成 23 年
東日本大震災の復旧・復興工事に係るヘルメットを寄付する。
平成 25 年
ISO/TC94/SC14(アメリカ・ノースカロライナ)国際会議に工業会代表が参加。
ISO/TC94/SC14(カナダ・エドモンド)国際会議に工業会代表が参加。
工業会推奨ラベルを作成し、産業用ヘルメットに貼付スタート。
平成 26 年
ISO/TC94/SC14(オーストラリア・シドニー)国際会議に工業会代表が参加。
JIS T8131( 自転車用ヘルメット)改正原案提出
JIS T8133( 乗車用ヘルメット)改正原案提出
厚生労働省 あんぜんシンポジウム展示協力
平成 27 年
(一社)日本ヘルメット工業会創立 50 周年記念パーティを関係官庁、関係団体及び OB を招待して開催する。
ISO/TC94/SC14(ドイツ・ミュンヘン)国際会議に工業会代表が参加。
ISO/TC94/SC14(ベルギー・ヘント)国際会議に工業会代表が参加。
厚生労働省 あんぜんシンポジウム展示協力
平成 28 年
ISO/TC94/SC14(アメリカ・グリーンビル)国際会議に工業会代表が参加
平成 29 年
ISO/TC94/WG2(イギリス ロンドン)国際会議に工業会代表が参加
平成 30 年
ISO/TC94/WG2(日本 東京)国際会議に工業会代表が参加
ISO/TC94/SC1(メキシコ メキシコシティ) 国際会議に工業会代表が参加
JIS T8134(自転車用ヘルメット)改正原案提出
平成 31 年
製品安全技術協会 SG 基準自転車用ヘルメットの改訂に協力
令和 2 年
製品安全技術協会 SG 基準トレッキング用キャップの基準制定に協力
令和 3 年
ISO/TC94/WG2(Zoom)国際会議に工業会代表が参加
※ISO/TC94/SC1(頭部保護)は、2020年より ISO/TC94/WG2(頭部保護)に改称
令和 4 年
ISO/TC94/WG2(イギリス ロンドン)国際会議に工業会代表が参加
ISO/TC94/SC14(イギリス ケント州)国際会議に工業会代表が参加
令和 5 年
ISO/TC94/WG2(イギリス ロンドン)国際会議、ISO/TC94/SC14(イギリス ロンドン)国際会議に工業会代表が参加

お問い合わせ

一般社団法人 日本ヘルメット工業会
〒113-0034 東京都文京区湯島 2-31-15 和光湯島ビル 5 階
FAX 03-5804-3126
MAIL info@japan-helmet.com

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※リサイクルシステムの具体的な利用方法については、お持ちのヘルメットメーカーまでお問い合せください。(会員製造・販売の製品に限ります)